Création Baumann furnishes experimental building for sustainable construction at Düsseldorf University of Applied Sciences.
MIMO, House Demonstration Unit HDU, Wuppertal, Germany
MIMO of the Düsseldorf University of Applied Sciences, Düsseldorf, Germany
DELTACOUSTIC, SECRET, LORD III
Team MIMO / Marvin Hillebrand, Germany
デュッセルドルフ大学の学際的なチームが、「Minimal Impact - Maximum Output」(最小限の影響と最大限の出力)、略してMIMOの方針のもと、都市環境における資源効率の高い建物のための解決策を実証しています。世界の大学が次世代の省エネ住宅の性能を競う「ソーラー・デカスロン・ヨーロッパ21/22」のコンペティションの一環として、チームはドイツのWuppertal(ヴッパータール)にある1905年築の倉庫の改修・増築コンセプトをたて、都市の高密度化を実現しました。既存の建物の再設計の目的とテーマは、物件の構造的な歴史を守ることと、その雰囲気を保つことの両方、つまり保存という側面です。この倉庫は現在ドイツ国内で有名なカフェ アダのイベント会場として使われています。
クリエーションバウマンは、音響用ファブリックの世界的なリーディングカンパニーとして、HDUに音響効果の高いファブリックと日射遮蔽のためのソリューションの両方を依頼されました。革新的なテキスタイルは、建物の高い機能性要求に応え、断熱性、視覚・まぶしさ防止、音響プライバシー、部屋の区分けを実現しました。
HDUの2つのレベルには、それぞれバスルームと2つの使い勝手の異なるリビングモジュールと、キッチン、大きなダイニングエリア、ラウンジ、収納スペースなどの異なる共用スペースがあります。メインエントランスは、共同キッチンエリアを通ってリビングモジュールのある上階へつながっておりクリエーションバウマンの二重織りの高機能カーテンで空間的・音響的に分離することができます。このキッチンエリアは、クリエーションバウマンの吸音カーテンとまた異なる暖房回路によって、空間的・音響的に分離され、冬季にはより高い温度レベルのヒートアイランドとして個別に使用することができます。
2階建てのメインルームは広々としていて、たくさんの窓のおかげで日差しが降り注ぎ、空間を演出する階段は上のラウンジを開放し、隠れた収納スペースにもなっています。クリエーションバウマンのカーテンは、室内ではまぶしさを抑え、遮光性とプライバシーを確保し、室外からの日除けとして機能します。