クリエーション バウマンのNATURE&POEMSコレクションは、流れるような素材に、大胆な質感と自然の繊細な色あそびを融合させています。控えめなアースカラーと微妙なニュアンスが、個性もあふれるタイムレスな組み合わせの可能性を広げています。プロダクトマネージャー兼デザイナーのSibylle Aeberhard(シビル・エベルハルド)がインタビューで、職人技と素材感、質感と色を駆使した遊びについて、そして独創的で詩のように美しいこのコレクションについて語ってくれました。
詩によって、抽象的にコンテンツを表現できるようにしたという意味です。このコレクションのテキスタイルは、うるさくなりすぎることなく、互いに素晴らしいコントラストを生み出し、質感、素材感、色彩を意図的に中断させることによって生み出されている不均一なのに調和のとれた雰囲気を狙っています。それらをどのように組み合わせるかによって、異なるムードやメッセージを作ることができます。
これは、合理的な要素と感情的な要素との間のバランスをとった、すなわち形式と審美を調和させたデザインがテーマです。このテーマの可視性、室内での効果、テキスタイルの審美性、それらの技術的な実装。最終的に私たちが目指したのは、製品の機能だけでなく、テキスタイルの美的表現を通してポジティブな感情的を生み出すことです。私たちはエモーショナルな反応を引き起こしたいのです。
Sibylle Aeberhard感覚の刺激は、多様で楽しい経験です。それは何かを始動させ、イメージ、感情、記憶などを連動させます。
FLORAS(フローラス)というブラックとホワイトのファブリックが好きです。装飾的なデザイン、ジャカードファブリックで作り上げたエスニックな影響を受けた控え目な遊びがとても気に入っています。 開発プロセスは極めて厳しいものであり、非常に満足のいくものでもあります。
ROSETTA(ロゼッタ)は、テーマとのつながりを失うことなく、エレガントなアクセントを作り、このコレクションの中で独自の道を切り開いています。ふわふわのウール糸とリネンという、かなり風変わりな素材の組み合わせが、エキサイティングな立体感を生み出しています。また、デザインと人目を引く色彩も、ナチュラルでありながらも贅沢という、このイメージを支えているのです!
このファブリックは完璧な職人技によって作られていますが、ごくかすかな不規則さを留めています。この不規則さが活力や個性を与えます。これらのファブリックは、滑らかな表面とクールで控え目なカリスマ性を備えた完璧な材質とは対極を成す、独特のあたたかさを持っており、しばしば日常生活を特徴づけています。
Sibylle AeberhardNATURE & POEMSは、審美性と素材感を高めるために高度な職人技を取り入れており、それと同時に、精密な現代的な技術の恩恵も受けています。
NATURE & POEMSは、審美性と素材感を高めるために高度な職人技を取り入れており、それと同時に、精密な現代的な技術の恩恵も受けています。
シビル・エベルハルドは、2004年以来、クリエーション バウマンに勤務しています。このプロダクトマネージャー兼デザイナーは、幼くしてファブリックというものを発見しました。子供の頃すでに、人形の服や自分自身の服を縫っていたのです。彼女の意見によればファッションの歴史は短すぎるので、ベーシックなテキスタイルの要素にどんどん心を惹かれるようになっていきました。チューリッヒのテキスタイル専門家課程を卒業し、メンターであるBärbel Birkelbach(ベルベル・ビルケルバッハ)から影響を受けたシビル・エベルハルドは、自身の仕事には手芸、クリエイティブデザイン、そして技術的ノウハウが融合されている点が気に入っていると語っています。
ファブリックSOLIO(ソリオ)の47色のカラーバリエーション。写真家の Ladina Bischof(ラディナ・ビショフ)と Hartmut Nägele(ハルトムート・ネゲレ)のクリエイティブなパワーに出会って生まれた色彩による無限の喜びを体験してみてください。
1978年に発売され、今日まで継続的に販売されてきたベストセラーの定番商品、SINFONIAの世界をご堪能ください。
クリエーションバウマンのファブリックを採用頂いた、建築設計事務所を訪問し、建築におけるファブリック、設計に対する思いなどをお聞きするインタビューシリーズ。
第一回目は、小堀哲夫建築設計事務所の小堀哲夫さんです。